先生:おまえ、この頃このコラムを書くのを怠けているんじゃないか。
わたし:急に暑くなったので、暑さとの戦いで大変だったんです。
この暑さに扇風機だけではどうにもなりません。
先生:エアコンを入れたらどうじゃ。今どき、エアコンの無い店なんてあるのか。
わたし:あと何年商売を続けられるのか分からないので、
入れる決断がつかないのです。
先生:お客さんにも申し訳ないんじゃないか。
わたし:そうなんですが、お客さんには出来るだけ隣のスーパーなどで
時間を潰してもらっています。
店で待っている間に熱中症になったら大変ですから。
先生:おまえはどうやって暑さ対策をしているんだ。
わたし:冷たく冷やしたタオルを首に巻いています。
先生:そんなんで大丈夫なのか。
わたし:一夏に2,3回はめまいがするような感じになることがあります。
そういう時はエアコンの効いた近くのスーパーや百均に緊急避難します。
そういえば、先生は暑さに強いですね。
先生:なんで分かるんだ。
わたし:だって暑くても、ぐったりしたりしてませんよね。
先生:ワシは全身が羽根で覆われているんだ。
暑くないわけがなかろう。
わたし:じゃ、暑くてもガマンしているんですか。
先生:ワシはカゴの鳥じゃ。
ワシがエアコンを入れてくれとか、
飲み水に氷を入れてくれといってもどうせ駄目に決まっている。
わたし:鳥が飲み水に氷を浮かべて飲んでいるなんて聞いたことがありませんが、
本当にそうしたいんですか?
先生:例えばの話じゃ。
わたし:先生、氷水じゃインパクトが弱いので、
お客さんの前でアイスクリームを食べてみてくれますか?
先生:バカ! お前はすぐに安易なことを考える。
そんなことでお客さんを喜ばすんじゃなくて、
愛想良く、サービス良くすることが一番じゃ。
わたし:・・・・
■次回は、もう少しお待ち下さい。