わたし:先生、早速読者から質問が来ました。
先生:嘘をつけ。こんなに早く来るわけがない。
わたし:はい、嘘です。
でも、前回の話だけじゃ先生のご紹介には不足だと思いますので。
先生:何が不足だと言うのじゃ。
わたし:前回、お名前と性別をご紹介しましたので、今度は出身なんか
いかがでしょうか? どこでお生まれになったのですか?
先生:そんなことは知らん。おまえだってどこで生まれたのか知らんだろう。
わたし:もちろん知ってますよ。
先生:それは親から聞いたからだろう。俺はこれまで親に会ったことはない。
むしろ教えてもらいたい位じゃ。
わたし:私が先生を買ったのは、東京の小鳥屋ですので、きっとその辺かと。
先生:その辺? 人(鳥)のことだと思って、どうもいいかげんな言い方で、
気にくわん。
ところで、なんでヒメウズラを買おうと思ったのじゃ。
わたし:写真で見たら、うずらなのに、小さくてとても可愛らしかったからです。
(本当は、その前に飼っていたインコに逃げられたので、今度は飛ばない鳥が
良いかなと思っていた。それに値段が安かった。確か、1,400円位。)
先生:可愛らしいなんて言われると、ちょっとこそばゆいな。
買ったのはいつ頃なんだ。
わたし:多分 5,6年前です。
先生:また、記憶がいいかげんだ。買った時、ワシは何歳だったんだ。
わたし:小鳥屋が嘘をついていなければ、1歳です。
先生:そうすると、今俺は6,7歳という訳じゃな。ヒメウズラは何歳まで
生きるのじゃ。
わたし:ネットで見てみると、一番多いのは 「寿命は5年」です。
先生:(しばし呆然)それでは俺はいつ死んでもおかしくないという訳じゃな。
わたし:でも、10年生きたという例もあるそうです。
先生:慰めは結構じゃ。そうか、寿命は5年なのか・・。
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